寝ている子供の異常行動 夜驚症
はじめに
夜驚症(やきょうしょう)ってご存じですか?私の息子もこの症状が出たのですが、初め見たときはどうしたんだろうとびっくりしました。寝入ったはずの次男が泣きながら寝床から出てきて少し体を震えさせながら部屋の中を右往左往。泣き止んでも行動がおかしく、自分の服にある模様を指で押さえたり話したり。こちらが話しかけても耳には届いていないようで。。。
時間がたてばまた寝付くのですが、こんなことが1週間に1度ほど起こっていた時がありました。
そしていろいろと調べた結果 夜驚症と判断しました。
夜驚症とは
夜驚症とは、脳が深い眠りに入っているときに無意識的な夜泣きです。
原因はまだはっきりとしていないようですが、何か怖い体験、嫌な出来事などを脳が処理をする際に起こるのではないかといわれています。ですので、そのことを無意識的に脳の中で感じて、感情表現として泣いているのではないでしょうか。
私の次男の場合は、泣くこともありましたが、むくっと起きて、泣くことはなく奇怪な行動をとるようなこともありました。 別途からむくっと立ち上がり、暗闇い部屋の仲でひたすら自身のパジャマの模様を指でなぞったりしていたこともありました。 目の焦点もあっていないのでどこを見ているかもわからない状態です。やはり脳が正常に動いていないか、ほかの処理で、通常の時間とは違う動きをしているのではないでしょうか?
無意識なので本人に何も覚えていません。翌日にそのことを聞いても覚えていませんし、実際、夜驚症の症状が出ているときに親が何を言っても子供には届いていません。本当にびっくりするぐらいこちらの声は届きません。私もそんな時は息子に話かけてみましたが、全く声は届いていないようです。ただ、そんな時はぎゅっと抱きしめてあげて収まるのを待ちましょう。
夜驚症の発生時期
夜驚症はだいたい3歳から7歳ぐらいの発生が多いです。 3歳未満でも起こることはあるかと思いますが、夜泣きと区別するのは難しいです。
また、発生する時間としては夜寝入ってから1-3時間後に発生します。
私の次男の場合もこのケースにぴったりとあてはまります。何か、嫌な体験や怒られた日などは発生率が高かったように思いますし、寝入ってからだいたい一時間後ぐらいに発生します。6歳ぐらいからは発生することもなく自然となくなってしまいまいた。
夜驚症の対応法
上記にも書きましたが、やきょうしょうは無意識的な行動なので、収まるをのを待つしかありません。かなり大きな声で鳴いたり、動き回ったりするので、ケガをしたりしないように見守ったり、ぎゅっと抱きしめてあげるのがよいです。 家じゅうを徘徊するようなこともあるので、階段などがあるご家庭ではしっかりと見守っていることが必要になります。
また、夜驚症自体は成長とともに自然に発生しなくなります。ですので、特に病院などに相談することはないと思いますが、気になる方は小児科に相談してみるのもいいかと思います。特に薬とかの処方もありませんし、治療もありませんが。
私の感想
夜驚症に関しては、結構周りで同じような症状が出ている方もいるようです。うちはで長男には全くなかったですが、次男だけはありました。次男は熱性けいれんも起こしたことがあるので、こればっかりは遺伝というより個人によるようです。
これは子供の成長過程での一部かと思うので、特に心配されることはないです。 こういったことで子供の脳が形成され成長していくと思って暖かく見守ってあげましょう。
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